韓国、電気自動車・バッテリー市場で「勝機」つかんだ…バッテリー1位・電気自動車5位

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現代車が13日、電気自動車専用プラットホームE-GMPを初めて適用したアイオニック5のティーザーイメージを公開した。 写真=現代車
現代車が13日、電気自動車専用プラットホームE-GMPを初めて適用したアイオニック5のティーザーイメージを公開した。 写真=現代車

電気自動車時代が近付く中で韓国の電気自動車用バッテリーは世界1位、現代・起亜自動車は電気自動車販売で世界5位に上がった。電気自動車大戦の初期局面ではあるが韓国の電気自動車とバッテリーが既存の内燃機関車時代より世界的な位置付けがさらに大きくなるだろうという期待感が高まっている。

電気自動車調査会社のEVボリュームズが21日に明らかにしたところによると、先月の世界の電気自動車販売台数はプラグインハイブリッド車を含め59万台で、前月の42万台から大きく増えた。EVボリュームズは昨年11月の販売台数を根拠に今年の電気自動車販売台数を450万台と予測したが、先月の販売が急増し今年の予想値を上方修正するものとみられる。

昨年の世界の電気自動車販売台数は324万台で、2019年の227万台より43%増加した。国別販売台数では中国が134万台で全体の41%を占め、ドイツが39万台、米国が32万台、フランスが19万台、英国が18万台と続いた。ドイツが米国を抜いて世界2位に上ったのが目に付く。欧州の電気自動車販売急増は各国の電気自動車補助金政策とともに新型コロナウイルスを体験した消費者がエコカーの購入を増やしたのが要因だ。韓国は5万2000台で市場規模では10位圏を維持した。

電気自動車メーカー別ではテスラが49万台で1位を占め、フォルクスワーゲンが42万台、GMが23万台、ルノー日産が22万台と続き、現代自動車は22万台で5位を占めた。GMの販売台数は中国合弁会社の上海GM五菱の宏光ミニの販売分約8万台が含まれた数値だ。また、プラグインハイブリッド(PHEV)を除いたフォルクスワーゲンの純電気自動車販売は23万台でPHEVを除いた現代・起亜の約18万台と格差は大きくない。業界では事実上の3位圏とみている。

また、現代自動車欧州法人で生産した「コナ・エレクトリック」は、ボルボの「ポールスター2」、テスラの「モデル3」(中国生産)と「モデルY」(米国生産)などとともに昨年の新車のうち「最も注目すべき車」に名前を上げた。チェコ工場で生産するコナ・エレクトリックにはSKイノベーションのバッテリーが使われる。

電気自動車に使われる二次電池バッテリー供給量で、LGエネルギーソリューション、サムスンSDI、SKイノベーションの韓国3社の躍進も目立った。LGエネルギーソリューションは昨年テスラなど世界の自動車メーカーに34.5ギガワット時を供給した。電気自動車約70万台分の容量だ。次いで中国CATLが32ギガワット時、日本のパナソニックが29ギガワット時などの順だ。サムスンSDIは4.8ギガワット時で5位、SKイノベーションが1.7ギガワット時で6位に上がった。

LGエネルギーソリューションの昨年のバッテリー供給量は2019年の12.4ギガワット時より2倍に急増した。EVボリュームズは昨年LGエネルギーソリューションがダイムラーグループ(メルセデス・ベンツ)をはじめ、FCA、フォード、ボルボ、ルノー、テスラ、フォルクスワーゲンなど世界の主要自動車メーカーに供給先を増やしたことが功を奏したと分析した。今年の見通しも明るい。GMと合弁で設立した米国法人のアルティウム・セルズで今年末からバッテリーを生産する予定だ。

SKイノベーションも上半期に発売予定の現代自動車「アイオニック5」などにバッテリーを供給する。現代・起亜自動車は今年アイオニック5をはじめ電気自動車専用プラットフォームを通じた電気自動車を相次いで発売する予定だ。業界はSKイノベーションが今年世界5位圏内に入るものとみている。

ハイ投資証券リサーチセンター長のコ・テボン氏は「いまの電気自動車市場は世界の自動車販売台数7000万台のうち3~4%にすぎないが、初期局面での実績は鼓舞的。特に電気自動車用バッテリーの場合、受注量がさらに多いという点で成長が予想される」と話した。続けて「既存の内燃機関車競争で韓国は後発走者だったが、電気自動車ではこれよりはるかに良くなるだろう。2025年まで続く電気自動車全面戦争を控えて良い流れ」と話した。

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