内需市場に重点置く中国、輸出戦略の見直し迫られる韓国

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中国が経済政策の重点を内需市場に置き、韓国企業は対策をまとめる必要があるという分析が出てきた。中国が中間財輸入の割合を減らし中国製部品・素材の使用を拡大すれば韓国企業は既存の輸出戦略を変えなければならないという話だ。

韓国銀行は21日、「最近の中国輸入需要の特徴と今後の条件点検」と題する報告書をまとめた。報告書によると、中国は昨年5月に習近平国家主席が提示した「双循環」に基づいて経済構造変化戦略を立てた。双循環の骨子は内需(国内大循環)と貿易(国際大循環)の好循環だ。既存の輸出主導成長から転換し内需市場を活用した成長にシフトするという戦略だ。中国は2025年までに10大核心産業の部品・素材国産化率を70%まで引き上げるサプライチェーン国産化計画を提示した。

中国の戦略変化は短期的に韓国の輸出企業に好材料だ。米投資銀行のゴールドマン・サックスは2021~2024年に中国が世界経済成長に寄与する割合は25~35%に達すると予想した。報告書は▽中国が半導体・電気自動車など先端産業関連の素材・部品を輸入する需要が増え▽化粧品など高級消費財の輸入も拡大すると予想した。

中長期的には中国の戦略変化が韓国の輸出企業に悪材料になりかねないと報告書は伝えた。米投資銀行のモルガン・スタンレーは米国政府の追加制裁がなければ2025年までに中国の半導体自給率は最高40%まで上がると予想した。報告書は「消費財市場での輸出競争力確保が至急なだけでなく、先端部品・素材に対する韓国企業の技術優位維持が切実だ」と指摘した。

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