英国発のコロナ変異株、春に米国で感染急増の恐れ 専門家

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電子顕微鏡で見た新型コロナウイルス/NIAID-RML

電子顕微鏡で見た新型コロナウイルス/NIAID-RML

(CNN) 英国で初めて見つかったより感染力の高い新型コロナウイルスの変異株について、この春に米国での新たな感染拡大を引き起こす公算が大きいことが分かった。専門家らが23日に予測した。

これに対処する最良の方法は、可能な限り多くの人にワクチン接種を施すことだという。

英国発の変異株「B1.1.7」は同国内に新たな感染拡大をもたらした可能性がある一方、すでに米国のほとんどの地域でも感染例が確認されている。米疾病対策センター(CDC)によれば、これまでの感染件数は45州で1180件に上る。

ワシントン大学とフレッド・ハッチンソンがん研究センターに所属するウイルスの専門家、トレバー・ベッドフォード氏はこの件数について、遺伝子配列の解析が実施されたものだけで、米国では解析の実施数自体が不足していると指摘。「春には感染が拡大するだろう。4月や5月には予想以上の波になっている可能性もある。ただ夏には収束し、ウイルスの流行が極めて小規模になるのではないか」との見方を示した。

また、ワクチン接種の取り組みやマスク着用などの対策が感染の抑止につながるとしつつ、秋にはまた感染者が増え始める恐れもあると付け加えた。

フレッド・ハッチンソンがん研究センターで感染のモデリングに従事する専門家、ジョシュ・シファー博士も、新規の変異種を考えると感染拡大の第4波を防ぐのは困難との見方を示した。

またワシントン大学のワクチンの専門家で、新型コロナワクチンの臨床試験に携わるラリー・コリー博士は、これまで供給されているワクチンについて、変異株から人々を守る効果がみられると述べた。

感染拡大抑止に必要なのは大量のワクチンと、それによって得られる強固な免疫力だとベッドフォード氏は強調している。

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