韓経:中国が主導するコンテナ船市場で反撃する韓国の造船会社

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コンテナ船の発注が増え韓国と中国の造船会社の競争が過熱している。これまでコンテナ船市場は中国の造船会社が主導したが今年は雰囲気が違う。韓国の造船会社が発注量の半分を獲得し反撃に出た様相だ。

サムスン重工業はアジア地域の船主から総額7942億ウォン規模の1万5000TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個)級超大型液化天然ガス(LNG)燃料推進コンテナ船5隻を受注したと9日に公示した。船舶は2024年1月まで順次引き渡す予定だ。現代重工業グループもこの日大規模受注を明らかにした。現代重工業グループは最近リベリアの船主と1万5900TEU級超大型コンテナ船4隻に対する建造契約を結んだと発表した。船舶は蔚山(ウルサン)現代重工業で建造され来年下半期から順次引き渡す予定だ。

海上運賃急騰に力づけられてコンテナ船発注規模が今年に入って大きく増えた。英国の造船・海運市況分析会社クラークソンリサーチによると、今年に入り世界で481万5303CGT(標準貨物船換算トン数)が発注された中でコンテナ船はこのうち51%の244万6992CGT・66隻を占めた。昨年は全発注量のうちコンテナ船が占める割合が19%にすぎなかった。

コンテナ船発注増加は韓国の造船会社には恵みの雨になっている。今年世界で発注されたコンテナ船のうち半分を韓国企業が獲得したためだ。韓国の造船業界は今年に入り合計249万6758CGT・64隻を受注した。このうちコンテナ船が占める割合は48%の120万2272CGT・22隻だ。

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