現代車、中国電気車市場の攻略のために中国BYDのバッテリー搭載か

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「2020広州国際モーターショー」に展示された現代車の電気自動車モデル「Mintエレクトリック」。 [写真 現代車]
「2020広州国際モーターショー」に展示された現代車の電気自動車モデル「Mintエレクトリック」。 [写真 現代車]

中国のエコカー市場を攻略している現代車が中国企業BYDのバッテリーを中国販売車種に搭載すると知られた。現代車はすでに昨年に中国で生産している電気車に中国CATLのバッテリーを搭載することにしたことがある。中国政府が2016年から中国で生産したバッテリーを搭載した電気車に限って補助金を支給することにともなう措置だ。

11日財界によると、現代車の中国法人はBYDとバッテリーを供給してもらうための技術協業を進めている。BYDはすでに現代車専門担当部署を作って2022年から「ブレードバッテリー(刀片電池)」という新製品を納品する案を現代車に提案した。BYDの子会社「弗迪電池」は現在の中国中西部・重慶に100億中国元(約1677億円)を投資して年間20ギガワット時(GWh)規模のバッテリー工場を建設中だ。現代車は重慶に年間30万台を生産できる自動車工場を持っている。

BYDのブレードバッテリーは刃(ブレード)のように薄くて長いバッテリーセルいくつかを挟んでバッテリーパックを作る方式で組み立てられる。従来の電気車用バッテリーに比べるとはるかに平たい形だ。平たい形に設計されてクギで刺しても火事が起こらないことが分かった。特に、バッテリーモジュールを経ずに、基本単位であるバッテリーセルですぐにバッテリーパックを作ることができる「セル・トゥ・パック(Cell-to-Pack)」が可能で、バッテリーの容量を増やすことに適合している。BYDは現代車が希望すれば重慶バッテリー工場ラインのうち一部を現代車専用に切り替えるという意向も明らかにしたことが分かった。

ブレードバッテリーを搭載したBYDの電気車「漢EV」は1回の充電で走行距離が605キロメートル(欧州燃費測定方式基準)だ。セル・トゥ・パック技術でパッケージング空間を減らす場合、残りの空間にバッテリーセルをさらに多く入れて電気車走行距離を増やすことができる。LGエネルギーソリューション、サムスンSDI、SKイノベーションなど韓国企業はバッテリーセルいくつかをバッテリーモジュールに作った後、バッテリーモジュールを再びバッテリーパックで組み立てる。

現代車としては中国政府の電気車補助金を受けるためには現地で生産したバッテリーを使わなければならない。2016年から中国政府が自国内で生産したバッテリーを搭載した電気車に限って補助金を支給しているためだ。現代車グループは最近、中国で現地専用電気車モデルを増やしている。今月中国でアバンテ級電気車を発売し、早ければ7月に「アイオニック5」も中国で販売する。昨年現代車中国法人「北京現代」は営業赤字1兆1520億ウォン(約1109億円)、「東風悦達起亜汽車」は営業赤字6499億ウォンをそれぞれ記録した。

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