マッサージ店連続銃撃の容疑者、セックス依存の可能性 米



米マッサージ店連続銃撃の容疑者にはセックス依存の兆候があったという/Crisp County Sheriff's Office/AFP

米マッサージ店連続銃撃の容疑者にはセックス依存の兆候があったという/Crisp County Sheriff’s Office/AFP

(CNN) 米ジョージア州アトランタ市内外のマッサージ店3軒で発生した連続銃撃事件で同州チェロキー郡の警察は18日までに、ロバート・アーロン・ロング容疑者(21)がセックス依存を抱えていた兆候があるとの見方を示した。

犯行現場となった店を過去に頻繁に利用していた可能性もあり、犯行の動機に結びつき得るともした。捜査当局筋によると、容疑者は最近、性依存が原因で両親の自宅を追い出されてもいた。家内で再三、インターネット上でポルノを数時間閲覧していたという。

同州ロズウェルにある薬物やアルコール依存の治療施設に入所していた男性は、2019年8月から翌年の1月もしくは2月まで同所で容疑者と同居していたと証言。信心深い人物で、治療を受けていた性依存に間違いなく苦しんでいたとも明かした。

事件が起きたマッサージ店が性的サービスを提供していたのかは不明。アトランタのボトムズ市長は記者会見で、犯行現場の店は合法的に営業していたと指摘。店は地元の警察による摘発の監視網に浮上していなかったと述べた。

チェロキー郡の保安官事務所の事件調書によると、緊急通報の中には「昨夜両親の家から追い出され、感情の起伏が激しくなっている」と伝えたものもあった。

事件では少なくとも4人のアジア系女性を含む計8人が殺害された。

容疑者は犯行後、車で逃げていた同州クリスピ郡内で拘束され、車内で9ミリ口径の小火器が見つかっていた。殺人罪4件と加重暴行罪1件に問われている。容疑罪名が追加される可能性がある。



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