(CNN) 米テキサス州で、先月の厳しい寒波を受けての死者数が111人に達していたことが分かった。州の保健当局が今月25日に明らかにした。
寒波に関連する死者を週ごとに報告する中で、州全体の累計に言及した。
報告されたのは2月11日から3月5日までの死者で、死因の大半は低体温症に関連するという。
このほか自動車事故や一酸化炭素中毒、医療機器の不具合、持病の悪化、転落、火災などでも大勢の人が亡くなったとしている。
通常は気温が高いことで知られるテキサス州だが、今年は暴風雪による甚大な被害が出た。大規模停電や水道システムの不具合が発生し、数千人が寒さに耐えながら数週間を過ごすのを余儀なくされた。
州の環境品質委員会によると、24日の時点でなお州内の住民127人に対し、水道水の煮沸勧告が出ている。