韓経:「10代に人気」…韓国産小型SUV、米国市場で旋風

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韓国GM、現代自動車・起亜などが生産・輸出する小型SUVが米国市場で旋風を起こしている。1-3月期に韓国型小型SUVの米国市場シェアが初めて50%を超えた。他社ブランドが中・大型SUVに没頭する間、エントリーカー(生涯最初の車)で小型SUVを好む10代などをターゲットにしたのが功を奏した。

◆トレイルブレイザー2位、コナ月間最多販売

業界によると、1-3月期に米国で売れた小型SUVは計22万540台。このうち11万1823台(50.7%)が韓国産だ。米国の小型SUV新車2台のうち1台が韓国産ということだ。韓国GM(6万6643台)が30.2%、現代車・起亜(4万5180台)が20.5%の市場シェアだ。

韓国GMが富平(プピョン)第1工場で生産するシボレー・トレイルブレイザーが2万5024台売れ、小型SUVで販売2位だった。現代車が蔚山(ウルサン)第1工場で生産・輸出するコナ(2万2610台)が4位。コナは3月だけで1万416台売れ、米国発売以降の月間最多販売となった。

トレイルブレイザーの兄弟モデル、ビュイック・アンコールGXは1万8435台で5位、これまで韓国GMの主力モデルだったシボレー・トラックス(1万6955台)は6位だった。7位は起亜セルトス(1万6786台)。セルトスも3月だけで6497台売れ、月間最多販売となった。

◆米国の10代消費者に人気

韓国産小型SUV旋風は米国の10代の消費者の関心を引いたという分析が出ている。生涯最初の車に中・大型SUVに乗るのが負担となる10代に韓国産小型SUVが品質と価格で競争力があるということだ。米国では満16歳から運転免許を取得できる。

小型車級のラインナップを多様化したのも人気の背景だ。トレイルブレイザーはトラックスより、コナはベニューよりも大きい。シンプルなデザインに準中型SUVレベルの室内空間、高級オプションなどを備えている。「米国では高校生の誕生日プレゼントに韓国産小型SUVを買う親もいる」という話が出るほどだ。

◆半導体発の生産支障の克服がカギ

米国市場で韓国産小型SUV旋風が続くかどうかは、車載用半導体供給不足による生産支障の最小化にかかっている。市場が熱いうちに十分な物量を生産して米国に輸出すべきだが、事情は良くない。

韓国GMは19-23日に閉鎖した富平第1工場と富平第2工場での生産を26日に再開する。しかし稼働率は50%に引き下げる計画だ。車両電力制御用「マイクロ・コントローラー・ユニット(MCU)」が不足しているからだ。その間、正常稼働していた昌原(チャンウォン)工場も5月から半分だけを稼働する。

韓国GMは国内自動車企業のうち最初に半導体不足の直撃弾を受けた。2月8日から富平第2工場の稼働率を50%に引き下げた。生産への支障が約1万7000台と推算される。

韓国GMのカハー・カゼム社長は半導体不足を解決するため最近、米国に出張した。カゼム社長は米国でGM本社の経営陣に会い、本社レベルの半導体需給計画を把握し、韓国GMに物量を十分に配分してほしいと要請した。

現代車・起亜も半導体不足の影響を受け始めた。これに先立ち現代車は蔚山第1工場、牙山(アサン)工場などの生産を一時停止し、起亜は特別勤務を中断している。現代車のソ・ガンヒョン財経本部長(副社長)は22日の1-3月期業績発表で、「5月にも4月と似た水準またはそれ以上の生産調整の可能性がある」と明らかにした。

起亜のチュ・ウジョン財経本部長(副社長)も「在庫が不足している。5月が最も厳しい時期になりそうだ」と懸念を表した。両社は代替部品を開発し、在庫確保および生産調整で生産への支障を最小限に抑える方針だ。

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