中国の今回の国勢調査がまだ発表されていないという。10年に一度の調査で、予定では今年4月の初旬の発表だったそうだ。ところが調査の結果人口が減少していることが分かり、パニックになって慌てて人口が増えたと嘘をついたものと思われる。中国もまた少子化という難題に直面しているのだ。
中国、人口減少報道火消し 国勢調査結果の発表遅れる
4/29(木) 18:57配信 ロイター
［北京 ２９日 ロイター］ – 中国国家統計局は２９日、同国の人口が昨年増加したと表明した。５０年ぶりに減少したという報道の火消しを意図したとみられるが、いつに比べて増えたかは明らかにしなかった。
英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）は２７日、状況に詳しい複数の関係者の話として、中国の人口が５０年ぶりに減少したと報じた。
中国は昨年、１０年に一度の国勢調査が実施。今年４月初めに発表する予定になっていたが、まだ発表されていない。統計局は、さらに準備作業が必要と説明していた。
統計局は２９日、声明で「われわれの理解では、２０２０年に人口は引き続き増加した」と表明。ただ比較の対象が２０１９年か、それとも前回２０１０年の国勢調査なのかは不明。詳細は、昨年の調査結果公表時に明らかにする、とした。
中国は２０１６年に「一人っ子政策」を廃止し、代わりに「二人っ子政策」を導入した。しかし、出生数は減り続け、公安省によると、昨年の国内出生数は前年比１５％減の１００３万５０００人となった。
２０１０年の国勢調査では人口は１３億４０００万人。統計局は昨年２月、２０１９年までに１４億００５０万人に増えたとしていた。
一人っ子政策をやめても出生数は増えず
ええっ？中国って、人口が多いのが武器だったのに、減ってしまったんですか？
この話は結構前から問題になっていたが、中国政府の国勢調査でも隠し切れなかったとなると深刻だね。多少の統計操作ではごまかせないほど人口が減っているということだから。
だって、1人っ子政策って、子供を1人しか持ってはいけないという政策ですよね？
そう。2016年にそれを廃止して2人でいいと表明したが、なぜか出生数は増えないまま減少に転じてしまったという落ちだ。子供は1人だけという生活習慣が定着してしまったんだろう。
それで、中国の人達はいつまでもマスクを外さないんですね・・・。他人との交流が、減ってるって事ですよね？
うむ。婚姻数もおそらく減少してると思う。韓国が極端な少子化になったのは婚姻数の激減が原因だが、中国もその路線に進み始めたってこと。これは華僑系の国で共通する問題だと思われる。
2027年ピークの計算で投資した企業が頭を抱える
ネットユーザーの反応です！
・1人っ子政策の間に消費力が挙がって、子育てにお金がかかるようになってしまいました
・世界中で2020年は出生数が減っていますけど、中国もその影響が出てます。中国では男の子が好まれるみたいで、女性が少なくなるそうです
・2027年にピークを迎えるはずだったので、早過ぎる人口減少に市場も動揺してます
・統計が信用できない国です。事実が正しく公表されない事がリスクです
・豊かになると、子供の数を少なくして学びをさせようとする人が増えます
・中国の統計は、数億人単位でずれている可能性もあります
2027年ピークの計算で中国市場に投資してきた企業は頭を抱えてるだろうね。人口増加という謳い文句が通用しなくなれば、なぜ中国に投資するのか？という根拠の部分が薄れてしまうことになる。
ホントですね！中国は、普通に考えて危険なのに、撤退しないのはおかしいと思います！
だから今後の世界市場は単純な人口ではなく、富裕層人口で測られるようになるかもしれないよ。いくら人が多くてもお金がなければ車も買えないからね。一般庶民1万人より富裕層100人の方を選ぶのが大企業の心理だからな。
それは、イヤな世界ですね・・・。でも、シンガポールを見てるとそうなる気がします。
中国の皆さん、国を小さくしてシンガポールを沢山作りましょう！さようなら！
俺が言おうとしてたことをｗｗ まあいい。中国は長期衰退を覚悟するがいい。
