J&J製ワクチン接種後の血栓症リスク、コロナ感染死リスクの40分の1

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J&J製ワクチン接種後に血栓症を発症するリスクについて、CDCがデータを公表した/Stephen Zenner/Getty Images

J&J製ワクチン接種後に血栓症を発症するリスクについて、CDCがデータを公表した/Stephen Zenner/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルスに感染して死亡するリスクは、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のコロナワクチン接種後にまれなタイプの血栓症を発症するリスクよりも40倍高いことが、CNNによる分析で明らかになった。

米疾病対策センター(CDC)は12日、3月2日から5月7日にかけてJ&J製ワクチンを接種した870万人のうち、28人について血小板減少症を伴う血栓症(TTS)発症の報告を受けたと明らかにした。この中の3人はTTSが原因で死亡したという。

一方で米ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、同時期に新型コロナにかかった220万人超のうち、4万3000人以上が死亡した。

CDCのデータでは、J&J製ワクチン接種後にTTSを発症する人の割合は30万人中1人に満たない。これに対し、過去2か月間で新型コロナにより死亡したのは米国民の7600人に1人。双方のリスクにはおよそ40倍の差がつく計算になる。

CDCはこれまでJ&J製ワクチンとTTSとの間に関連があるとの見方を示唆しつつ、ワクチンの利点がリスクを上回ると明言してきた。TTSの発症者の年齢層は18歳から59歳だった。

CDCのトム・シマブクロ博士は、諮問委員会の会合でTTSの発症例について、大半が30~49歳の接種者に集中していると述べた。ほとんどは女性で、男性の報告は6例だったとした。

脳血栓の一種の脳静脈洞血栓症(CVST)が19例を占めたが、それ以外は別種の血栓症だったという。

TTSは英アストラゼネカ製ワクチンとの関連も指摘されている。米国での使用許可は下りていないが、英国や欧州では同ワクチンが広範に使われている。

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