「やっぱり疲れますよね」――。立ち食いで一世風靡した『俺のイタリアン』シリーズ“激変した今の姿” ピーク時は月商1900万円の店も


【写真】開放的な店内…立ち食いで大混雑していた時の面影はもうなかった

 このモデルの元祖と言えるのが2011年にスタートした「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」など「俺の」系列のブランドだ。

 星付きレストランのシェフの味をお得に味わえるということで、一時は数時間並ばなければ入れないほどの人気に。1号店の新橋本店は、月商1900万円を叩き出したこともあるという。原価は平均80%、メニューによっては120%になっていることもあった。当時は連日メディアなどで取り上げられていた。

■慌ただしい空気はまったくない店内

 実は筆者は「俺の」未経験者であったが、執筆にあたり「俺のフレンチ グランメゾン 大手町」で食事をしてきた。

 クラシック曲やクリスマスソングなどのピアノの生演奏が流れる中、平日限定のランチメニュー『ご褒美ランチ』(4800円)を堪能した。

 カクテル仕立ての冷前菜はコンソメジュレにカリフラワーのムースを合わせたもの。2つの食感と味わいのハーモニーが楽しい。彩り豊かなサラダは、バルサミコドレッシングで口をさっぱりさせてくれる。パンは「俺のBakery」のものでおかわり自由だ。



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