(CNN) 米ジョージア州沖のタイビー島で、遊泳中だった15歳の女性が落雷に遭って死亡した。地元警察が明らかにした。
タイビー島警察によると、現地時間の12日午後2時37分ごろ、落雷に遭ったとみられる女性についての通報があった。
駆け付けた消防隊やライフガードが蘇生措置を行ったが、女性は搬送先の病院で死亡が確認された。
女性は家族と共にアラバマ州から同地を訪れていた。
米国立気象局(NWS)によると、米国では落雷のために年間平均で49人が死亡、数百人が負傷している。
米海洋大気局(NOAA)によれば、海上への落雷は地上に比べると件数は少ないものの、発生すれば水が導体となって水面全体に拡散する。
「海岸にいる時に雷鳴が聞こえたり稲妻が見えたりしたら、水から出てビーチを離れ、建物や車の中に避難してほしい」とNOAAは呼びかけている。
タイビー島のシャーリー・セッションズ市長は声明を発表して「泳いだりビーチで過ごしたりして楽しんでいる時に、突然雷雨が発生すると、まさかの事態が起こり得る」と述べ、若い女性の死をいたんだ。