(CNN) 米フロリダ州サーフサイドで起きた集合住宅の一部崩壊で、管理組合理事長が今年4月の書簡で2018年以降の建物の劣化に触れ、「屋内駐車場などで見られる損傷は最初の点検の時から大幅に悪化した」と述べていたことが分かった。
書簡は4月9日付で、管理組合理事長のジーン・ウォドニッキ氏が住民に宛てたもの。
CNNが入手した書簡では、「コンクリートの劣化が加速している。屋根の状況が大幅に悪化しているため、広範な屋根の補修を組み込まねばならなかった」と指摘している。
ウォドニッキ氏はさらに建物の問題に言及し、「コンクリートの亀裂を目視できる場合、それはコンクリートを支える鉄筋が表面下でさびて劣化しつつあることを意味する」とも述べている。