(CNN) 米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は17日までに、米国内の新型コロナウイルス感染の現状に触れ、「ワクチン未接種者の間のパンデミック(感染症の世界的流行)になりつつある」との認識を示した。
ワシントンで行われたバイデン米政権の新型コロナ対策チームの記者会見で述べた。接種率が低い地域で感染が激増し、十分に接種を終えた地域社会は総じて健闘していると指摘。
接種率が低調な地域での感染加速に言及し、米国の郡のうちの10%が先週、感染率が高い地域に転じたとし、7%が相当な感染リスクを有する地域に位置づけられたと述べた。
これらの地域は接種率が低い郡に合致するともした。
その上でワクチン接種の重要性を強調。「接種未了ならあなたは感染リスクにさらされ続ける」と警告した。