G20とCOP26に連続で出席した韓国文在寅だが、バイデンとの会談の機会があったにも関わらず袖にされていたことが分かった。2~3分間の立ち話は実施したものの、単なるあいさつ程度でテーマを決めた首脳会談ではなかった。これを受けて韓国側は「今はその時ではない」などと負け惜しみを吐いている。
韓国大統領府「バイデン氏との首脳会談、今はそのタイミングではない」
ヨーロッパを巡訪中のムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領とジョー・バイデン米大統領との首脳会談が実現していないことについて、青瓦台(韓国大統領府)は「今はあえて首脳会談をするタイミングではない」と説明した。
青瓦台のパク・スヒョン(朴洙賢)国民疎通首席秘書官は韓国のニュース番組に出演し、先のように語った。
G20(主要20カ国)サミットの出席をきっかけにヨーロッパを訪問している文大統領は、バイデン大統領と2~3分短い対話を交わしたが、テーマをもって話し合う首脳会談としては実現されなかった。文大統領はバイデン大統領に対して「きのう教皇とお会いしたと聞いた。私もきのうお会いしたが、朝鮮半島の平和のために祝願してくださり、招待されれば北朝鮮を訪問すると話していた」と語った。これにバイデン大統領は「うれしい知らせだ」とし「(朝鮮半島問題の解決を)進展させている」と語った。教皇フランシスコは文大統領との面談後、バイデン大統領と会ったことから、青瓦台はこれを事実上の「間接3者面談」とみている。文大統領は教皇に訪朝を要請し、教皇は「北朝鮮から招待状がくれば、喜んで行く」と答えている。
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慰安婦合意を反故にしたことも忘れ図々しく
黒井韓国文在寅は忘れているかもしれないが、バイデンは日本との慰安婦合意の仲介を実施した副大統領だ。それもあってバイデンは就任当初から韓国には冷たい態度を取り続けている。トランプは慰安婦合意について気にしない人だったから文在寅も都合がよかったのかもしれないが、時代は変わったのだ。
黒井文在寅は岸田首相が慰安婦合意のもう1人の当事者であることも理解してない節がある。あの時合意のための会談を実施したのは、他でもない岸田元外相その人だ。文在寅は記憶力をもう少し鍛えた上で、日本との関係改善は永遠にありえないと理解し自ら距離を置くべきだろう。間違っても待ち伏せ外交をしてはいけない。