デフォルト危機が続く中国恒大だが、当局に電気自動車の量産化の届け出をしたようだ。許可されれば来年にも生産を始めるという。不動産でもアップアップしてるというのに、懲りずにEVにも手を出してさらに負債を増やすつもりらしい。
中国恒大、EV量産を届け出 経営立て直しは見通せず
11/9(火) 16:05配信 共同通信
【北京共同】経営危機に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団の電気自動車(EV)部門が9日までに、量産を当局に届け出た。許可が下りれば来年初めにも生産を始める。本業の住宅事業が厳しさを増す中、EV事業に本腰を入れる構えだが、中国EV市場は競争が激しく、経営を立て直せるかどうかは不明。
中国工業情報省が申請のあった車のリストを公開した。恒大傘下の恒大新能源汽車集団のEVはスポーツタイプ多目的車(SUV)で、天津で生産。1回の充電で走れる距離が700キロを超えるとする中国メディアもある。
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他の中国製自動車にそっくりとダメ出しされる
黒井コメント欄では早速ダメ出しされていた。記事に出てるSUV写真の見た目は同じ中国企業のNIOにそっくりだし、やっつけ仕事としか思えないと言われていたのだ。確かに何の魅力もなく印象に残らない自動車だと思う。無理にでも新規事業をぶち上げないと銀行からお金を借りられないのが理由じゃないかと思ってしまう。
黒井実際恒大は今まで1台たりとも電気自動車を生産していないという。それにも関わらず株式上場を果たしていて、時価総額は9兆円に達したこともあるようだ。まさに虚業、バブル経済の様相を呈しているわけだ。アフターサービスもせず売り逃げすればコストは最小限かもしれないが、中国製の評価そのものが地に落ちるだろう。