シンガーソングライターのあいみょんさん(30)が、ファッション誌『GINZA』9月号の表紙に登場し、そのビジュアルが大きな話題を呼んでいます。特に注目されたのは、普段の爽やかなイメージとは異なるヘアメイクと、左腕に見え隠れするタトゥーでした。この突然の“イメージチェンジ”は、ファンのみならず世間にも大きな波紋を広げ、SNS上では賛否両論が巻き起こっています。
あいみょんが『GINZA』9月号の表紙に登場。普段と異なるヘアメイクで左腕のタトゥーが露出したビジュアルが話題を呼んだ。
あいみょんのタトゥー騒動、なぜ反響が大きいのか?
あいみょんさんが表紙を飾った『GINZA』9月号が8月8日に発売されると、そのインパクトのあるビジュアルが瞬く間に拡散されました。特に、彼女の左腕に彫られた人の形をしたタトゥーが注目を集め、一部のファンの間では以前から知られていたものの、公の場でこれほど鮮明に露出したことはありませんでした。インターネットニュースのコメント欄には「タトゥーだけはどうしても受け入れられない」「入れるべきではなかった」といった否定的な声が多数寄せられました。
タトゥーを持つアーティストは他にも、優里さん(31)やYOASOBIのAyaseさん(31)など多く存在しますが、あいみょんさんのタトゥーは比較的控えめであるにもかかわらず、なぜこれほどまでに大きな反響を呼んだのでしょうか。芸能関係者は、「爽やかな歌声で独自の世界観を表現するあいみょんさんのイメージと、タトゥーという要素に大きなギャップが生じたのかもしれません。また、彼女の楽曲にはフォークソングの要素も取り入れられており、中高年のファン層も厚いとされています。その層にとっては、タトゥーが強い刺激に感じられた可能性も指摘されています」と分析します。
国民的アイドル・大野智も経験した“イメージの波紋”
近年、同様のイメージギャップで世間を騒がせた芸能人は他にもいます。国民的アイドルグループ『嵐』のメンバーである大野智さん(44)のケースもその一つです。
昨年11月、『NEWSポストセブン』によって、活動休止中の大野さんの近況が報じられました。同年10月に沖縄県・宮古島で撮影されたという彼の姿は、あごに豊かな髭をたくわえ、Tシャツの袖口からはタトゥーが見えるというものでした。この“アイドルらしからぬ”姿に対し、X(旧Twitter)上では「まて、私の知ってる大野智じゃねえ」「あの純粋無垢な大野くんどこ行った」といった、ファンからの驚きやショックの声が数多くあがりました。
本誌も一昨年10月、東京と宮古島を行き来しながら趣味の釣りに勤しむ大野さんを都内で目撃していました。当時、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)の所属タレントがエージェント契約を結ぶための話し合いが行われており、大野さんもそのために東京に戻っていたと音楽関係者は話します。愛犬と散歩する微笑ましい光景ではあったものの、彼の顔は浅黒く日焼けし、あごにはたっぷりと髭が。アイドル時代のクリーンなビジュアルとのギャップは、当時もインターネットを騒然とさせました。
ファン心理に迫る!芸能人の「プロ意識」と期待のギャップ
しかし、大野さんの“イメージの波紋”は意外な形で収束を迎えます。今年5月6日、彼は有料ファンクラブを通じて“活動再開”を発表。実に1587日ぶりに公の場に姿を現しました。
前出の芸能記者は、その時の大野さんの姿について、「大野さんは以前の“アイドルらしからぬ姿”ではなく、髭もきれいに剃り、太りも痩せもせず、まるで現役バリバリのアイドルのようでした。ファンにとっては嬉しい裏切りと言えるでしょう。これこそ、素晴らしいプロ意識の表れです」と絶賛しました。
芸能界では「イメージ商売」という言葉がよく使われますが、今回のあいみょんさんや、過去の大野さんの事例からも分かるように、ファンは芸能人のイメージ、特にビジュアルの変化に非常に敏感であることが浮き彫りになりました。ファンが抱く理想のイメージと、実際の姿との間に生じる“ギャップ”は、時に大きな反響を呼び、世論を巻き込む波紋となるのです。芸能人が自身の表現と世間の期待との間でどのようにバランスを取っていくかは、常に注目されるテーマと言えるでしょう。
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