中国経済の衰退が鮮明になりつつある。10月には計画停電やゼロコロナによる封鎖措置などで一段と経済が傷つき、減速を続けて底打ちの気配が見えないという。不動産投資への打撃も重しとなっているようだ。
中国経済の回復失速、一段と示唆か-エコノミストは15日の指標に注目
11/12(金) 13:14配信 Bloomberg
(ブルームバーグ): 中国経済は10月も全般に減速を続け、底打ちの兆候はほとんど見られない公算が大きい。
15日に発表される一連の主要経済指標は、景気減速が当局の支援強化を促すほど深刻なものかを探る上で注目されそうだ。2020年に新型コロナウイルス禍に初めて見舞われたときと同様に、経済の弱さは需給両面から生じている。
ただ、内需は「ゼロコロナ」政策による打撃をなお受けているものの、供給ショックの原因は電力不足と中国当局の環境規制、金融リスク抑制策に変わった。
10月の中国経済動向を見極めるため、指標のどういった点に注目すべきかを以下に挙げる。
工業生産
コスト圧力上昇で企業利益が圧縮される一方、9月に始まった計画停電は10月になっても続いたもようで、いずれも工業生産を抑制。比較対象となる前年同月の水準の高さから、低めの伸びとなる可能性もある。
ブルームバーグが調査したエコノミストの予想中央値では、10月の工業生産は前年同月比3%増と、20年初めに減少を記録して以来の低い伸びが見込まれている。中国製造業購買担当者指数(PMI)のサブ指数である生産指数は10月も拡大・縮小の節目となる50を下回り、さらなる鈍化を示唆した。
今のところ電力危機は和らぎつつあり、中国最大の送電会社である中国国家電網は今週、国土の約88%で電力需給状況が正常に戻ったと明らかにした。しかし、依然として一部産業で供給が制限されている地域もあり、厳冬の予報や限られた石炭供給を考えれば、さらなる電力不足もあり得る。
投資
調査によると、1-10月の固定資産投資は前年同期比6.2%増と、1-9月の7.3%増から伸びが鈍化すると予想されている。中国恒大集団に端を発する不動産市場の混乱が続く中、開発業者の資金調達難で不動産投資が引き続き打撃を受ける公算が大きいことが主な原因。
当局が一部の不動産政策の微調整を開始したほか、国営メディアの報道で締め付けが緩みつつあるとの観測が高まっているものの、不動産とその関連業界が中国国内総生産(GDP)の最大25%を占めることを踏まえれば、同セクターの低迷が引き続き成長への最大の重しとなり得るとエコノミストはみている。
…
学びがある! 1
分かりやすい! 1
新しい視点! 0
気候変動への対応をするなら経済停止が必要
ワトソン君中国は、普通にダメになりましたね・・・。不動産バブル崩壊のせいですよね?
黒井恒大の見苦しい顛末を見れば分かるけどな。あれでは誰も不動産に資金を突っ込もうとはしない。すると不動産関連業者の懐がみんな潤わなくなり、やがてマンションの工事自体が止まり債権も踏み倒すことになるだろう。来年にもそれが起こる。
ワトソン君10月に経済が減速したのは、停電のせいって書いてあります!
黒井色々な原因が重なってるよ。ゼロコロナによる無理な行動制限もそうだし、COP26での共同宣言なんかも負担になるだろう。中国では石炭発電が主流だが、それをなくしていくと米国と約束してしまったからな。
ワトソン君発電量がドンドン減るなら、やっぱり中国もゼロエコノミーを目指した方がいいのでは?経済は、環境破壊です!
黒井人間の活動自体ある程度環境を痛め付けないとやっていけないから、その意味でも過剰な人口を抱える中国にとってはマイナスでしかないよな。経済の衰退は避けられないだろう。
ブルームバーグの記事は炭鉱のカナリア的な役目
ワトソン君ネットユーザーの反応は、ありませんでした・・・。
黒井そこそこ長い記事だと思ったんだがな。やはりブルームバーグは重要な記事が多いのに注目されないという炭鉱のカナリア的な役目を持ってるんだろう。
ワトソン君日本のメディアが、みんなブルームバーグを参考にしてたので、日本の情報源なんだなって思いました。
黒井正直大手ネットサイトに出稿されていること自体に違和感はあるけど、そこはラッキーと思うべきかもね。危機を察知する手段が増えたことになるから。今回の記事はなかなか有用だから何度も読み返しておくといい。
ワトソン君中国の皆さん、光の戦士の習さんが経済を破壊して、意地悪クラブを一掃します!みんなで千年王国を築いて、豊かになりましょう!
黒井日本には関係ない!どうでもいい!中国さようなら!