【速報】中国恒大株式取引停止 破産か

来るべきものが来たという印象がある。中国恒大の株式取引が年初早々停止された。内部情報とやらを公表するとしているが、具体的には伏せられている。とうとう破産を宣言し法的処理に向かうのか。そうなればいよいよ恒大の格付けも正式デフォルト認定となるだろう。

中国恒大株、取引停止 「内部情報」公表へ 香港市場
1/3(月) 11:50配信 時事通信

【北京時事】香港証券取引所は3日、経営危機に陥っている中国不動産開発大手・中国恒大集団の要請を受け、同社株の取引を停止した。

恒大は声明で「内部情報」を公表すると説明しており、巨額債務問題などで何らかの動きがあった可能性もある。

恒大は約190億ドル(約2兆2000億円)の外貨建て債務を抱えているが、一部社債の利払いが滞り、デフォルト(債務不履行)の瀬戸際にある。同社は債務再編に向けて債権者との協議に入る意向を示す一方、地元の広東省政府の実質的な管理下で経営再建を目指している。

恒大は先月上旬に猶予期限が切れた子会社発行のドル建て社債の利息8250万ドルを支払えなかったとされ、格付け大手のフィッチ・レーティングスとS&Pグローバル・レーティングは恒大が部分的なデフォルトに陥ったと認定した。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/fef92a8c5c86c76e74b890df487307ea5ffe42e7

正式に倒産が発表されればどこまで影響が広がるか


黒井年末の土壇場ではなく年初のタイミングとなったが、要するに同じことだ。これで去年までに売り抜けられなかった投資家は資産を失うリスクが出てきた。利払いにまたもや失敗し、それに対して何の声明もなかった時点で先は見えていたのだ。背に腹は代えられないお金の問題だから結末は最初から分かっていた。

黒井この記事では原因について示されていないことから、現金化できる資産が尽きたとかコメント欄で言われている。教育ビジネスの閉鎖やIT企業への締め付けなど、去年からおかしな兆候はいくつもあった。正式に倒産となればどこまで影響が広がるか見当もつかない。人民元そのものがおかしくなるかもしれない。