元貸金業の男性殺害を首謀か 容疑の47歳男逮捕


元貸金業の男性殺害を首謀か 容疑の47歳男逮捕

川崎勝哉さんが頭から血を流して倒れているのが見つかった現場の住宅=昨年12月1日、大阪市生野区

府警によると、島崎容疑者は「弁護士が来るまでは何も言えない」と話しているが、請川容疑者は「タタキ(強盗)にいけば大金が手に入る」などと島崎容疑者から指示を受けたと供述しているという。

逮捕容疑は共謀し、昨年12月1日午前0時すぎ、川崎さん宅に侵入。約6時間後に川崎さんの顔や頭を鈍器で殴って殺害したとしている。

府警によると、川崎さんは80代の妻と2人暮らし。過去に貸金業を営み、自宅に多額の現金を保管していた。府警が現場から押収した借用書では島崎容疑者が平成25~26年、川崎さんから数百万円を借りた記録が残っており、当時は川崎さん宅に出入りしていた。

島崎容疑者は請川容疑者と昨夏ごろに知り合い、昨年10月には「タタキにいけば大金が手に入る」と2人で川崎さん宅の下見に行ったとみられる。事件前日、請川容疑者が島崎容疑者に別の仕事上の支払いについて相談をしたところ、「タタキいくなら今日しかないやろ。5千万円あったら1千万円をよこせ」などと告げたという。

川崎さん宅は室内が荒らされていたが、金庫や現金は現場に残っていた。府警は島崎容疑者の主導で計画的に川崎さんを襲撃したとみて、金品の被害についても慎重に調べる。



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