YouTuberのせやろがいおじさん
先週27日から28日の未明にかけ、一時およそ400人の若者が沖縄の警察署を取り囲んで大暴れした一件について、さまざまな社会問題についてYouTubeを通じて問題提起をし続ける沖縄県在住のお笑い芸人が「情報がハッキリしてないのに警察署を襲撃する人たちと同じ」と話し、SNSで散見される沖縄県民を揶揄する言説や風潮に警鐘を鳴らした。
【映像】「警察署を襲撃する人たちと同じ」SNSの言説に警鐘
「自分の友達が暴走グループと間違われて警察官に目を警棒で殴られ失明させられた。こんな大ごとになっているにも関わらず警察はこの事件を事故処理で済ませようとしています」
騒動の前後、若者に人気のTikTokを中心にYouTubeやインスタグラム、ツイッターなどでも同様の書き込みが拡散され、これを信じた多くの若者が集結。警察署に向かって石を投げつけたり、停めてある車を鉄パイプで殴りつけたりするなど、現場は騒然となった。
30日にABEMA『ABEMA的ニュースショー』に出演したお笑い芸人でYouTuberのせやろがいおじさんは「沖縄で抗議活動をする人は暴力的になりがちというところに関しては『それはひとくくりにしてはいけない』と言いたいと思う」と述べると「基地に反対する過激な人がいたりとか、警察署を襲撃する。そういう土壌が沖縄にきっとあるんだろうみたいな。そういう言説がSNSにいっぱいあった。やっぱり沖縄の人たちってヤバいことする人たちだよねって今の段階で言っている人たちって、情報がハッキリしてないのに、警察署を襲撃する人たちと結局やってること同じ」と続けて警鐘を鳴らした。