(写真:TBS系(JNN)
きょうから、東京都と神奈川県で中学受験が始まります。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が急拡大するなか、学校側も濃厚接触者への追試験の実施を検討するなど対応に追われています。
1月31日、東京都では新たに1万1751人の新型コロナウイルスの感染者が確認され、神奈川県では7001人の感染が確認。
オミクロン株による感染の急拡大に歯止めがかからない中での、中学受験となります。
首都圏模試センターによりますと、今年は首都圏を中心に約5万1000人が中学受験に挑むとみられていて、8年連続で増加傾向にあるということです。
この感染急拡大の中で受験生を受け入れる学校側はどのような対応を取るのでしょうか?
首都圏模試センターのまとめでは、1月21日時点で東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県で、少なくとも126の私立中学校が新型コロナの感染者や濃厚接触者に対する追試験を実施、または実施を決定しています。
中には受験生ごとに個別に相談に応じる中学校もあるということです。
首都圏模試センターの北一成・教育研究所長は、「対応の変更が相次いでいるので各学校のホームページを確認してほしい」としたうえで、「子どもには不安が伝わるので保護者には鷹揚に構えてほしい」としています。
「2年間、コロナ禍で準備を進めてきた子ども達には根性がある」とも話していた北所長。
全ての子ども達が実力を出し切れるように祈るばかりです。
頑張れ!受験生!(01日0:00)