第1回トランプ/クリントン討論会
2016年9月
「ロシアかも知れないし、中国かも知れないし、ベッドの上に座っている体重400ポンドの人かも知れない。誰が米民主党全国委員会(DNC)に侵入したかなんてわからないんだ」
トランプ氏「クリントン長官が言ったことの一部には同意するが、我々は他の誰よりも優れているべきだが、おそらくそうではない。米民主党全国委員会(DNC)に侵入したのがロシアだということは誰もわかないと思う。
彼女はロシア・ロシア・ロシアと言っている。もしかしたら、それはロシアかもしれないが、中国かもしれないと言うことです。
でも、ベッドの上で400ポンドもある人がやったかもしれない、誰がDNCに侵入したかなんてわからない」
ロシアゲートの発端(2016年7月26日newsweek)
・アメリカ民主党の機密メール流出、ロシアの関与示す証拠
米当局者とサイバーセキュリティーの専門家は25日、米民主党全国委員会(DNC)のシステムがハッキングされ、機密情報を記した電子メールが流出した問題で、ロシアが米大統領選に影響を与える目的で流出に関与したことを示す証拠があると明らかにした。
米連邦捜査局(FBI)はDNCへのサイバー攻撃について捜査していると発表した。サイバー攻撃自体は6月時点で当局やサイバーセキュリティー専門家に知られていたが、民主党がヒラリー・クリントン前国務長官を正式に大統領候補に選出する全国大会の開催直前に党内部の電子メールをリークするというタイミングに米政府当局者は注目している。
米下院情報特別委員会のメンバーである民主党のアダム・シフ議員は、同委員会はDNCへのサイバー攻撃について説明を受けたとし、「外国にいる犯人は大統領選への影響を画策している可能性がある」と発言。
クリントン陣営の選挙運動責任者は24日、CNNに対し、専門家の話として、共和党の大統領候補に指名されたドナルド・トランプ氏を支援する目的でロシアのハッカーらによってDNCのメールが公表されたとの見方を示した。
一方、トランプ陣営はクリントン陣営の主張をばかげているとして退けた。