安倍晋三元首相(2019年7月24日撮影)
安倍晋三元首相は24日、自民党本部で開かれた会合で、ロシアによるウクライナ侵攻について「国際秩序に対する深刻な挑戦だ。断じて許すわけにはいかない」と非難した。
【写真】親ロ派が支配するウクライナ東部のドネツクで通りを走行する戦車
「ロシアには、この事態を収拾するためにしっかり話し合いをして、ただちに兵を引いていただきたいと思っている」とも述べた。安倍氏は長期政権となった第2次安倍内閣で、北方領土問題の交渉などでロシアのプーチン大統領と首脳会談を重ね、ファーストネームで呼び合う信頼関係を築いた。この日の会合では、報道陣に公開された部分でプーチン氏に直接言及する場面はなかった。