神奈川県藤沢市の団地で63歳の兄の遺体を放置したとして、61歳の弟が逮捕されました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは藤沢市立石の無職、金子不二雄容疑者(61)です。警察によりますと、金子容疑者は団地の自宅の部屋で同居していた兄の信之さん(63)の遺体を先月18日頃から放置していた疑いが持たれています。
きのう、金子容疑者は「先月、兄が亡くなって放置した」と自ら通報し、警察官が畳の上で布団をかぶせられた状態の信之さんの遺体を発見したということです。取り調べに対し、金子容疑者は「兄が息をしていなくて死んだと思いましたが、何もしなかったことは間違いありません」と供述しているということです。
遺体は腐敗が始まっていましたが、目立った外傷は無かったということで警察は今後、遺体を司法解剖して信之さんが亡くなったいきさつについても調べる方針です。
(25日02:27)