ドイツ、「プーチンの戦争」に対応するため防衛費増額へ-ショルツ氏
[ベルリン 27日 ロイター] オラフ・ショルツ首相は27日、ロシアのウクライナ侵攻を受けた一連の政策転換の一つとして、ドイツは国防費を経済生産の2%以上に急増させると発表した。
ドイツは今週、ロシアとのガスパイプライン計画「ノルドストリーム2」を中止し、ウクライナに武器を送ることに同意した。
この2つの問題に関して西側同盟国からの圧力に長く抵抗し、クレムリンに対してあまりにもハト派的であるという非難にさらされてきたからだ。
「自由と民主主義を守るために、国の安全保障にもっと投資しなければならないだろう」と、ショルツは日曜日に開かれた連邦議会下院の臨時会で述べた。
ドイツは、20世紀の歴史と国民の強い平和主義に照らして、国防費を経済生産の2%に引き上げるよう米国やその他の国からの圧力に長い間抵抗してきた。
ショルツ氏はまた、ドイツはエネルギー供給国としてのロシアへの依存を減らすために、迅速に行動しなければならないと述べた。
トランプ大統領はNATOに2%にしろとずっと言ってきた
文字通り、トランプがNATO諸国に望んでいたことは、GDPの2%を実際に防衛費として支払うことと、エネルギー生産をロシアにアウトソーシングするのをやめることだったのです。それがどういうわけか、左翼によって “NATOの同盟を弱める “と解釈されている。
ジャックポソビック氏「ある男が4年前から言ってたことだ」
「ドイツは、軍事予算をめぐる米国との長年の論争に続いて、ウクライナ戦争に対応して国防費をGDPの2%以上に引き上げると述べた」WSJ