塩野義製薬は4日、開発を進めている新型コロナウイルスワクチンを追加接種した場合、米ファイザー製ワクチンと同等の中和抗体量の上昇を確認できたとする中間解析結果を公表した。中和抗体にはウイルスが細胞に侵入するのを防ぐ働きがある。
塩野義は今回のデータなどを基に、2021年度内の実用化を目指すとしている。
治験は、ファイザー製ワクチンを2回接種して6カ月以上が経過した成人を対象に実施。3回目として塩野義製を接種したグループと、ファイザー製を使ったグループの間で安全性や有効性を比較した。
塩野義製薬は4日、開発を進めている新型コロナウイルスワクチンを追加接種した場合、米ファイザー製ワクチンと同等の中和抗体量の上昇を確認できたとする中間解析結果を公表した。中和抗体にはウイルスが細胞に侵入するのを防ぐ働きがある。
塩野義は今回のデータなどを基に、2021年度内の実用化を目指すとしている。
治験は、ファイザー製ワクチンを2回接種して6カ月以上が経過した成人を対象に実施。3回目として塩野義製を接種したグループと、ファイザー製を使ったグループの間で安全性や有効性を比較した。