マレーシア在住邦人のC社長が聞いたらプッチーンと切れてしまいそうな記事がアクセスランキングに入っていた。ロシアは思ったよりも臆病で貧しく、1人当たりGDPはマレーシア程度しかなくIMFが定めた先進国には入らない。だから戦争するしかないという論調だ。つまり遠回しにマレーシアは貧しいと決め付けているのだ…!
なぜウクライナに侵攻したのか、極端に臆病で貧しい軍事大国ロシア
3/6(日) 6:02配信 現代ビジネス
ロシアの1人当たりGDPは日本の4分の1で、マレーシアと同じくらい。先進国には入らない。輸出の大半が原油なので、原油価格が下落すると、経済が痛手を受ける。それに加えて西側の経済制裁があったため、経済が大きく落ち込んだ。それにもかかわらず、なぜウクライナに侵攻したのか?
ロシアは何と貧しい国!
ロシアは、多くの日本人が想像しているよりずっと貧しい国だ。
百聞は一見にしかず。グーグル・ストリートビューで歩いて見ると、よくわかる。どんな都市に行っても、都心部には立派な建物が並んでいるが、そこから離れると、驚くほどの貧しい町並みになる。
シベリア鉄道の終点ハバロフスク中央駅は、壮大な建物だ。しかし、一歩裏に回ると、道路は水溜まりだらけで、掘立て小屋のような家もある。…
中央の遠景に、中央駅の壮大な建物が見える。ここは、東京でいえば皇居前広場や大手町あたりになる。回りを歩いて見ると、道が舗装されていないところや、ゴミが収集されずに積み上げられているところもある。
もう一つは、マガダン。これは、オホーツク海に面する海港都市だ。樺太の北、カムチャツカ半島の付け根の近くにある。
スターリンの時代には、流刑者は船でマガダンに送られ、ここからシベリア各地の強制労働に送られた。第2次世界大戦での日本軍の捕虜も、マガダンに送られてから、300キロ北にあるコリマ鉱山などでの強制労働に送られていった。
こちらの「風景」(クリックすると開示)はスターリン時代のものではない。現代のものだ。あまりの状態に、多くの人は仰天するだろう。
キャサリン・メリデール『イワンの戦争』(白水社、2012年)は、第2次大戦の独ソ戦を描いたものだ。ドイツ軍を押し戻して西方に進撃するソ連軍が国境を越えると、美しい白い家並みが連なっている。それを見てイワン(ソ連軍兵士の代名詞)は泣く。「戦いに勝ったところで、これほどの豊かさは絶対に手にはいらない」と知っているからだ。
この場面はとても印象的だ。そして、これは、いまでも変わらないことなのだ。
ロシアの1人当たりGDPはマレーシアと同じくらい
ロシアの貧しさは、統計でも確認できる。1人当たりGDPは、2020年で約1万ドルだ。これは日本の約4分の1で、マレーシアと同じくらいである(図1参照)。エストニア、チェコ、ハンガリー、ポーランドなどは、ロシアより遥かに豊かだ。IMFは世界で40ヶ国・地域を先進国としているが、ロシアはその中に入らない。
なお、ウクライナはもっと貧しく、インドネシアと同じくらいだ。
それにもかかわらず、ロシアは軍事力増強に多大の資源を投入している。だから、国民の生活はこの数字で見るよりもっと貧しくなる。ロシアの町並みが上で見たような状態になってしまうのは、当然のことなのだ。
世界第2の軍事大国であることや、宇宙開発を積極的に行っていることなどから、ロシアの経済力は強いと錯覚してしまう人が多い。しかし、実態は、以上で述べたとおりだ。
輸出できるのは原油くらい
ロシアには、他国と競争できる現代的な産業はない。
ロシアの最大輸出品目は原油などの鉱物性燃料で、輸出全体の半分近くを占める。それについで、鉄鋼(5%程度)、貴金属等(3%程度)などがある。輸入品目では、一般機械が20%程度。そして、電気機器(12%程度)、車両(10%程度)となっている。
つまり、原油などを輸出して工業製品を輸入するという形であり、この点でも先進国的とは言えない。
注目すべきは、2014年に輸出が急激に減少したことだ。
これは、原油価格の下落による。2014年に1バレル100ドル近くだった原油価格は、2015年には約53ドルと、およそ半減した。
ロシアの原油は生産コストが高く、原油価格が1バレル当たり50ドルに達しないと利益を上げることができない。
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シアシア仲間で似た者同士だろうという決め付け
ワトソン君これって、マレーシアに失礼なのでは?マレーシアは、貧しい国だったんですか?
黒井それwww C社長が聞いたらプッチーンって切れて日本叩きを始めそうな記事だよな。マレーシアは貧しいかもしれませんが、日本はこれからもっと貧しくなります!とムキになって言いそう。
ワトソン君プーチン大統領とかけないで下さい(笑)
黒井マレーシアだのロシアだのインドネシアだの、シアシア言ってるから似た者同士なんだろう…的な適当な決め付けをこの記事の記者から感じるよな。どうしようもない。
ワトソン君著者は、野口さんという人みたいですね!有名ですか?
黒井野口悠紀雄氏かww ロシア批判側の人だとは思わなかったが、マレーシア在住邦人にとっては天敵のような存在かもね。そうそう逆らえる相手じゃない。
マレーシア貧しい説に誰も反論しないという現実
ワトソン君ネットユーザーの反応です!
・東欧諸国もロシアからの侵略に対する恐怖があるから、ナトーに加盟するんです
・ロシアの貧しさの根本的な原因は、ムダに領土が広いからです
・ロシアが貧しいのはその通りで、ロシア国民の多くには精彩さや覇気が感じられません
・貧しい軍事大国というのは、戦前の日本がそうでした
・この経済規模で、軍事費に大きく予算を回さないといけない理由が分かりました
黒井まーた関係ない日本の話を持ち出すゴモー党がいるよ。まあそれを言ったらロシア貧しい論で関係ないマレーシアやインドネシアに被弾させる野口氏もなかなかのものだが。そして誰もマレーシアを擁護してないというね。
ワトソン君やっぱり、マレーシアはホントは貧しいんだと思います・・・。それで、汚い食事の写真ばかりになってしまうのでは?
黒井海外移住レポートで毎回出てくる話の謎が解けた気がするね。今度ロシア料理とマレーシア料理を見比べて検証してみよう。