米国のラーム・エマニュエル駐日大使は26日、広島市での岸田文雄首相との会談で、ウクライナに侵攻したロシア軍を巡り「女性や子どもを含む無実の人々を無差別に攻撃している。病院や避難所など民間の施設と知りながら意思を持って攻撃している」と批判した。プーチン大統領については「考えられないような形で、世界に脅威を与えている」と非難した。
ユダヤ系のエマニュエル氏は原爆資料館を首相と視察した際、ユダヤ教の教えを思い出したとして「全ての人間を癒やさなければいけない。平和と正義をもたらさなければいけない」と声を詰まらせながら語った。