写真: TBS系(JNN)
安倍元総理は岸田政権が保有を検討する敵基地攻撃能力について「基地に限定せず中枢への攻撃も含むべき」と述べました。
安倍元総理は3日、山口市内での講演で、いわゆる敵基地攻撃能力について「日本も少しは独自の打撃力を持つべきだと完全に確信をしている」としたうえで次のように述べました。
安倍晋三元総理
「私は打撃力と言ってきたんですが、基地に限定する必要はないわけであります。向こうの中枢を攻撃するということも含むべきなんだろうとこう思っています」
また、安倍元総理は国防費を飛躍的に増やしている中国を抑止するために日本も防衛費を増額し、来年度の当初予算でおよそ6兆円を確保すべきとの認識を示しました。
さらにロシアによるウクライナ侵攻を受けてドイツが国防費をGDP比2%以上へと大幅に引き上げる方針を示したことに触れ、日本もGDP比2%に向けて「しっかり加速させていく必要がある」と述べました。
(04日00:26)