「義憤に駆られて行った」立民議員が国会に無断でウクライナ入り

立憲民主党の小熊慎司衆院議員が国会に無断でウクライナに入国していたことがわかりました。

小熊議員は、4月30日からポーランドやスロバキアなどを訪れ、在ウクライナ大使と面談したほか、ウクライナ避難民の支援センターなどを訪問しました。

その後、ウクライナ西部のリビウに入り、日本語教師と意見交換するなどし、ウクライナ訪問の様子を自身のツイッターに投稿していました。

国会開会中に国会議員が海外に渡航する際は届け出が必要ですが、小熊氏はポーランドなどへの訪問については届け出ていたものの、ウクライナについては申請していませんでした。

小熊氏はJNNの取材に対し、「ウクライナ行きは計画していなかった。義憤に駆られて行った」とコメントしていますが、これを自民党などが問題視していて、立憲民主党が小熊議員への聞き取りを行い、経緯など事実関係を調べています。