山梨県警「死亡と判断」 小倉美咲さん行方不明からの経緯 


山梨県警「死亡と判断」 小倉美咲さん行方不明からの経緯 

FNNプライムオンライン

【画像】不明から2年8カ月、無事信じた母の思い届かず

警察などはおよそ2週間にわたり延べ1700人で捜索を行ったが、有力な手掛かりは見つからず、大規模な捜索は打ち切らた。

その後も、母・とも子さんは、美咲さんの動画を公開したほか、成田市の自宅から何度も道志村を訪れ、ビラ配りをするなど情報提供を呼びかけてきた。

美咲さんが行方不明になってから2年7カ月後の先月23日、捜索ボランティアの男性がキャンプ場付近の山中で人の頭部の骨の一部を発見し、警察に通報。

これをきっかけに、事態は動き出す。

発見現場の周辺では警察による捜索が再開され、新たに美咲さんのものと似た靴や靴下、長袖のハイネックの服なども見つかった。

頭の骨については、母子関係を調べられるミトコンドリアDNA鑑定の結果、警察が今月12日、母・とも子さんと血縁関係があるとして矛盾がないと発表。

しかし、個人の特定はできず、とも子さんは、「美咲が無事に戻ってくると信じている気持ちに変わりはありません」とコメントしていた。

こうした中、今月4日に見つかった人の肩甲骨についてDNA鑑定を進めた結果、14日、美咲さんのものと一致したことが明らかになり、警察は美咲さんが死亡したと判断した。

先月までに山梨県警に寄せられた情報提供は4800件を超えていて、事件と事故の両面での捜査は引き続き行われる。

社会部



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