魚雷とみられる不審物を撤去する陸上自衛隊員=24日午前、山形県酒田市
山形県酒田市の浜中地区海岸で魚雷とみられる物体が見つかり、陸上自衛隊第6師団(同県東根市)が24日、撤去した。陸自によると、本来信管がある部分は空洞で、爆発の恐れは低いという。専門家は、潜水艦が訓練で発射後、漂着した可能性があるとしている。
山形県などによると、近くの住民が15日、一部が砂浜に埋まった全長約4メートル、直径約50センチの円筒形の物体を発見。翌日警察に通報し、17日以降、陸自が全体を砂浜に埋めて鉄板をかぶせる処置をした。
物体はさびついており、製造した国や時期は分からないという。