ロシアの砲声、韓国の泣声。
韓国造船業界の業績好転、ロシアの砲声とともに消えるのか
5/30(月) 10:49配信 ハンギョレ新聞
造船3社に再び立ちこめる暗雲 昨年の豊富な受注に期待が大きかったが 発注先の受取り放棄で在庫を抱え ウクライナ戦争と厚板の値上げが重なり 造船業界全体に不安が広がる
今年と来年は、造船業の投資家にとっては「約束の時間」だった。今年下半期から造船3社(韓国造船海洋・サムスン重工業・大宇造船海洋)の実績が可視的に改善され、来年からは営業黒字を出すという見通しが圧倒的だった。今年第4四半期に早めにターンアラウンドし、営業黒字を出す企業があるだろうと見通す専門家もいた。
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ところが、造船会社の再工品船舶の在庫が今後大きく増加する状況が最近発生した。ロシアからの発注で建造中の液化天然ガス(LNG)運搬船の契約維持が不透明になったのだ。大宇造船海洋は今月中旬、LNG船3隻のうち1隻(工事進行率46%)に対する契約を解約したと発表した。ウクライナ戦争でロシアに対する国際金融制裁が本格化し、船主が船舶代金を決済できなかったのだ。船舶代金は一般的に、契約金20%、中途金で10%ずつ3回、そして完成船舶を引き渡した後に50%を受け取る「テールヘビー」方式でやりとりする。ここで1回目の中途金を納入できなかったものと推定される。まだ中途金決済の時期がきていない残りの2隻(工事進行率それぞれ30%、19%)に対する契約維持も難しいと業界はみている。
契約破棄が確定すれば、大宇造船海洋は追加の工事を進めながら、第3者への売却に乗り出すかどうかを決めなければならない。進行率が低い船舶の場合、工事の予定原価が予想売却価格を大幅に上回る場合、建造作業を放棄する可能性もある。最近、造船用の厚板が大幅に値上がりし、原価負担が大きくなった状況だからだ。LNG船に対する国際的な需要は強い方だが、ロシアが発注した船舶が砕氷LNG船であるため、実際の需要は限定的だという分析も出ている。買い手があっても造船会社が価格交渉で主導権を握るのは難しいという話だ。訴訟の可能性も悩みの種だ。ロシアの船主が帰責事由を完全に受け入れれば、大宇造船海洋は最初の契約金を没収することができる。しかし訴訟を提起するならば、長期間の法的紛争と不確実性増加という有形無形の費用を払わなければならない。
業界では、ロシアと関連する造船3社の受注残高を計10兆ウォンと推定している。サムスン重工業が50億ドル(6兆3000億ウォン)、大宇造船海洋が25億ドル(3兆1500億ウォン)、韓国造船海洋が5億ドル(6300億ウォン)という水準だ。
最近になって造船業界の足を引っ張るイシューとしては、厚板(厚さ6ミリ以上の厚い鉄板)の値上がりとカタールプロジェクトの大規模な赤字の可能性がある。昨年、造船3社は計4兆4500億ウォンほどの営業損失を出した。上半期だけで3兆ウォンの営業赤字を記録したが、厚板の値上がりの影響が最も大きかった。
船舶の建造原価の20%ほどを占める厚板価格が高騰すれば、損益計算書は大きく損ないかねない。いわゆる工事損失引当負債(工事損失引当金)のためだ。例えば、船舶を製造していたところ、厚板価格の高騰によりこの船舶工事で結局赤字が出るものと予想されるとしよう。この場合、完工時点までにこれから発生するものと予想される損失推定額を、現時点の決算から工事損失引当金として反映しなければならない。同時に、損益計算書には工事原価で入れておく。今回の決算で未来の損失分まで全て会計的に繰り上げて反映すれば、赤字が大幅に大きくなりうる。昨年の造船会社の大規模営業損失に最も大きな影響を与えたのが、下半期の厚板価格急騰と、これにともなう工事損失引当金だった。
また不安の時期を迎えるか
厚板価格の上昇が、今やカタールプロジェクトにまで影響を及ぼしている。2020年6月、カタール石油公社(QP)と韓国造船3社は協約を結び、2027年までにLNG船110隻の発注の本契約を結ぶことにした。ところが本格的な発注を控えて、カタール側が当時暫定合意した船舶価格に固執していると伝えられた。最近の原材料価の上昇分を反映した価格に調整しなければ、造船3社が大きな損失を被る可能性が高い。造船業界は、市場の憂慮は行き過ぎだという立場を示してはいる。初期の物量では損失が発生する可能性はありうるが、同じ船を繰り返し製造するため、設計コストの削減効果などを通じて、プロジェクト全体では長期的に利益を上げることができるという説明だ。
造船業の投資家たちは実はその言葉のために、より不安になっている。今まで数年のあいだ停滞期を経て、ようやく約束の時間が近づいたところだ。ところが再び「長期的には利益」という説明が付け加えられることを、どのように受けとめればいいのか。「約束の時間」が「悩みの時間」「不安の時間」に変わるのではないかと、不安にならざるを得ないのだ。
学びがある! 11
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ワトソン君韓国経済は、悪い話ばかりですね・・・。
ロシア制裁が回り回って韓国経済に直撃した
黒井ロシアのウクライナ侵攻で直撃弾を食らいまくってるのが韓国だね。日本のマスコミは一切報道せず、円安ガー!物価ガー!とバ○の一つ覚えみたいに叫んでるけど。
ワトソン君ロシアが韓国にお金を払えなくなったなら、制裁の効果はあるのでは?
黒井そうなる。韓国がロシアの天然ガス運搬手段を提供する、すなわち韓国がレッドチームとして機能してたわけだからな。ロシア本体ではなく、ロシアを支援する国へ回り回って制裁の影響が出てきた。
ワトソン君カタールも、韓国の事は下に見てますね・・・。意地悪クラブを懲らしめるためなら、仕方ないと思います。
黒井鋼板の値上がりを予測できなかった造船業側の失態だよな。中東はシビアだからその辺りは足元を見てくる。太客の要望なだけに韓国は一切逆らうことができない。そして何兆円もの大赤字を延々と出し続けるわけだ。
ワトソン君ネットユーザーの反応です!
・原材料がもし安くなってたら、カタールは損をします
・市場原理を無視した受注なので、造れば造る程赤字が増えるという不思議な状況です
・安かろう悪かろうの典型的な受注攻勢が原因です
・今まで政府の補助で安く作っていたのを、普通の値段にしようと思ったら戦争で全てメチャクチャになりました
・長々と書いてますけど、世界情勢の見通しが甘かったです
黒井赤字受注上等で政府支援に頼っていたが、今度のユン某はそういう支援を積極的にしない印象があるね。パッパラ文在寅のようにパッパラパッパラとばら撒く感じではない。日本にとってはどうでもいい話だ。
ワトソン君パッパラと言い過ぎです(笑) やめて下さい!
ワトソン君韓国の皆さん、愛国心を発揮するのはやめましょう!現実に目を向けて下さい!
黒井日本は関係ない!併合おめでとう!韓国さようなら!