今夏電力供給の余力を示す「予備率」安定供給に最低限必要な3%ぎり/政府は夏の停電回避へ「節電を」/ネット「岸田政権は脱炭素、脱原発の寝言はやめて原発再稼働しろ!」

夏の停電回避へ節電を 発電所の点検強化 政府・電力業界


6/12(日)  電力不足が懸念される夏を前に、政府と電力大手が需要の抑制と供給力確保に乗り出した。

大規模停電の回避に向け、家庭や企業に節電を要請する一方、火力発電所の突発的な停止を防ぐための点検強化など対応を急ぐ。

経済産業省によると、10年に1度の猛暑を想定すると、7月はピーク需要に対する電力供給の余力を示す「予備率」が東北、東京、中部の3電力管内で3.1%と、安定供給に最低限必要な3%ぎりぎりとなる見通し。北陸、関西、中国、四国、九州の5電力管内は3.8%で、需給は全国的に「2017年度以降で最も厳しい」という。

背景には、脱炭素化で火力発電所の休廃止が増えていることがある。東京電力福島第1原発事故後に再稼働した原発10基のうち、稼働中は西日本側の一部。太陽光の発電量が減る今冬の需給はさらに厳しくなるという。

このため政府は、7~9月に15年度以来となる全国規模の節電を要請している。夏の節電の数値目標は見送ったが、例えば室温が26度から28度になるようにエアコンの冷房を弱めると消費電力を約6%抑えられるという。

電力不足の恐れを早めに伝える「電力需給逼迫(ひっぱく)注意報」も新設し、広域的な予備率が5%を下回る場合に発令。3%割れの恐れを伝える「警報」に先立ち、需給の厳しさを伝える。

供給力確保に向け、萩生田光一経産相は「休止電源の稼働や追加的な燃料調達、再生可能エネルギーや原子力の最大限の活用などあらゆる対策を講じる」と強調。関西電力は、停止中の美浜原発3号機(福井県美浜町)の運転再開を10月から8月12日に前倒しする。

ネットの声


最高気温35℃〜40℃の真夏に停電でエアコンが使えない状況は健康な人でも命に関わる。

寝言はやめて原発再稼働してくれ。命に関わる。

3.1%ってマジでギリ。原発動かさないととんでもないことになるぞ!

原発反対なんぞ言ってられない今年の夏は熱々。深刻な問題だ

40度というとサウナと変わらず、逃げ場が無いことを考えると空調は文字通りの生命線だと思います

もっと怖いのは、停電で水道も止まりますからね。

一度停電で犠牲が出ないとわからないの?岸田政権は?