上海の次は深圳を潰さないと共同富裕構想は実現できない。
中国のコロナ感染増加-深圳で「バブル」方式、工場操業に影響も
7/26(火) 13:14配信 Bloomberg
(ブルームバーグ): 中国の新型コロナウイルス新規感染者が25日、前日から増加した。南部の広東省深圳市でも感染が広がりつつあり、比亜迪(BYD)や華為技術(ファーウェイ)など大手メーカーの操業が脅かされている。
国営中央テレビ(CCTV)によると、25日の本土のコロナ新規感染は868人と、前日の680人から増加。国内外のメーカーが集積する深圳市の新規感染は19人だった。
深圳市当局はアップルの「iPhone(アイフォーン)」を受託生産しているフォックスコンを含む大手企業100社に対し、7日間は工場やオフィス外との接触をほぼ断つ「バブル」方式で生活する従業員だけで操業するよう求めており、世界のサプライチェーンの混乱を巡る懸念が広がっている。
中国深圳市、大手100社に「バブル」での事業運営要請-コロナ対策
一方、上海市の25日のコロナ新規感染は19人。そのうち3人は隔離エリア外での感染だった。同市は26-28日に16行政区のうち9区で感染拡大リスク低減に向けた2回の強制的な大規模検査を実施する。
また、南部の広西チワン族自治区では25日の新規感染者が402人。北西部・甘粛省は343人に上った。
原題:China Covid Cases Rise as Shenzhen Flare Up Ensnares Top Firms(抜粋)
学びがある! 4
分かりやすい! 3
新しい視点! 4
上海封鎖モデル採用で多くの労働者が隔離対象に
黒井布路川が言う上海封鎖モデルというのは、今も定期的に実施されている1,000万人単位の集団検査のことだろう。当然該当者となった場合には一時的に外出不可能となり、陽性になれば問答無用で2週間隔離となる。深圳は工場が多いことから、多くの労働者が隔離対象になれば止まってしまう恐れもある。
深圳の一部地区では7月18日から既にロックダウンが始まっていたとの説もあり、報道が少し遅れて出てきたのかもしれない。バブル方式で外部との交流をシャットアウトしても、工場内で感染者が出たらどうしようもない。オミクロン派生株をなめてはいけない。