ペロシは、一つの中国政策を支持する。中国は自由な社会で、民主主義が強固だと述べた
この一言で彼女の台湾訪問がいかにいい加減なものか、いかに場当たり的な、練られた戦略のもとに行われたものでなかったかがわかります。
日本において、ペロシの訪台はアメリカの意思を示したと評価する向きもありますが、それはあくまでもこの訪台がアメリカの練られた戦略のもとに行われた場合です。しかし、今回そうではなかったことがはっきりしました。
訪台から1週間も経っていないのに、ペロシは前言を翻し、180度違う発言をしたのですから。
ペロシがなぜこの発言をしたのか。可能性は5つあります。
1.ハニトラにあった。
2.毒饅頭を食った。
3.バイデン政権からこっぴどく叱られた。
4.失言だった。
5.個人的制裁を中国からちらつかされ、私財に影響が及ぶことを恐れた。
1は年齢から考えてあり得ません。2は強欲ペロシなら食うでしょうが、訪台から今日まで食う暇はありませんでした。3はあり得ます。なにせ、バイデン政権が一体となった戦略ではなく、ペロシの個人的な勝手な訪台だったのだから。
4はペロシの年齢からあり得ますが、出だしでワンチャイナポリシーとはっきり言っていますし、何度もチャイナと言っているので可能性は少ないと思います。
一番あり得るのは5です。欲の皮がつっぱったペロシですから、中国の制裁に私財が減るのを恐れたのではと考えるのは自然です。
いずれにせよ、これでペロシの個人的な訪台によって、米どころか日台にも悪影響を及ぼしただけで終わったことになります。
中国、ペロシ米下院議長に制裁
中国外務省は5日、台湾を訪問したペロシ米下院議長に対する制裁を発表した。
発表によると、ペロシ氏の近親者も制裁対象となる。同氏に対する制裁の具体的内容は示していない。(bloomberg)
ペロシ:「中国は世界で最も自由な社会の一つです。」2022.8.10
「私たちは依然として一つの中国政策を支持しています。
私たちは現状を認めるためにそこに行き、それが私たちの政策なのです。それについて破壊的なことは何もありませんでした。
中国が世界で最も自由な社会の一つであることを述べただけです。
私からそれを取らないでください。それはフリーダムハウスの言葉です。強い民主主義の勇気のある人たちです。なぜなのかわかりませんが、一部の商業的利害関係者が関係を弱めようとしているのでしょう」
デイリーコーラー記者、デビッド・ホークテッド
ナンシー・ペロシは中国を「強力な民主主義」「世界で最も自由な社会のひとつ」と呼んでいる。
中国は民主主義国家ではない。共産主義の独裁国家で、政府に逆らうと消えてしまう。
我々の指導者は馬鹿だ。
テッド・クルーズ&ネットの声
信じられない。恐ろしい。ばかげている。
これを聞いて、どれだけの人が「彼女は正しい」と思うだろうか?
中国人から、中国政府の社会信用スコア制度や世論調査について聞いたことがありません。
手錠をかけられ、警察のSWATチームの監督の下で並んでいる中国市民は、毎日の必須のCOVIDテストを受けています!