
多目的ヘリUH-1Y(右)と戦闘用ヘリAH-1Z(2022年6月7日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米政府は19日、戦闘用と多目的ヘリコプター計8機を北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるチェコに供与すると発表した。
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ロシアがウクライナに侵攻すると、チェコはウクライナに対して積極的に兵器を供与してきた。
在プラハ米大使館によると、余剰防衛装備品制度に基づき、6機の戦闘用ヘリAH1Zと2機の多目的ヘリUH1Yがチェコに引き渡される。
同大使館は、「チェコは装備品の機能向上と輸送にかかる費用のみを負担する」としている。
チェコ政府は2019年、旧式のロシア製ヘリの代替機として、米企業から8機のUH1Yと4機のAH1Zを購入すると発表した。
この12機と供与される8機を合わせた計20機はすべて、来年中にチェコに引き渡される見通し。
チェコは1993年にチェコスロバキアから分離・独立し、1999年にNATOに加盟した。以来、旧ソ連時代の兵器や装備品の更新を進めている。【翻訳編集】 AFPBB News