天皇陛下、高御座から即位宣言 即位礼正殿の儀など段取り決定

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天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会で発言する安倍晋三首相(右手前から2人目)=20日午後、首相官邸(春名中撮影)
天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会で発言する安倍晋三首相(右手前から2人目)=20日午後、首相官邸(春名中撮影)

 政府は20日、天皇陛下の即位に伴う一連の儀式の在り方を検討する「式典委員会」の第6回会合を首相官邸で開き、秋の式典や行事の段取りを決めた。10月22日の「即位礼正殿の儀」(即位の礼)では平成の代替わりを踏襲し、天皇陛下が皇居・宮殿「松の間」の玉座「高御座(たかみくら)」から安倍晋三首相ら三権の長や国内外の賓客に向けて即位を宣言する。

 首相は会合で「各式典がつつがなく整然と行われるように精力的に検討を進める」と強調した。また、22日のパレード「祝賀御列の儀」については「台風などの悪天候となった場合を想定し、26日を軸に予備日を検討する」と述べた。

 即位礼正殿の儀は、午後1時に松の間にお出ましになられた天皇陛下が高御座に立ち、侍従が三種の神器の一部の剣と璽(じ)=まがたま=に加え、国の印の国璽と天皇の印の御璽を案上(あんじょう)=机の上=に置く。

 続いて皇后さまが「御帳台(みちょうだい)」に立たれた後、天皇陛下が即位を宣言。首相がお祝いの言葉にあたる寿詞(よごと)を述べ、万歳三唱で即位を祝う。儀式は約30分程度で終了する見込みだ。宮殿は首相が刺繍(ししゅう)の元となる文字を揮毫(きごう)する「萬歳旛(ばんざいばん)」と呼ばれる旗などで装飾される。

 平成の代替わりに伴う儀式では政教分離の原則を引き合いに、地方自治体の知事らによる参列の合憲性を問う住民訴訟が提起されたが、最高裁は平成16年に「宗教的な活動にはあたらない」と判断した。「合憲性は平成の代替わりで十分検討された」(政府高官)として前回の踏襲が決まった。

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