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WHO(世界保健機構)は、人種差部的な発言をしたとして内部調査を受けている日本人の地域事務局トップが休職となったと明らかにした。
WHOは、太平洋地域事務局の葛西健事務局長について、一部の職員から人種差別的な発言をしたなどの告発を受け、WHOが内部調査を進めていた。
葛西事務局長は2022年1月、「特定の文化や国に対し、人種差別を行ったという批判は否定する」と述べたうえで、調査には協力する意向を示していた。
WHOは、休職の理由について明らかにしていないが、当面の間、葛西氏に代わって本部のヤカブ副事務局長が職務を代行するとしている。