【ワシントン・ロイター時事】米紙ニューヨーク・タイムズは5日、米情報機関の分析としてロシアが北朝鮮から大量の砲弾やロケット弾を購入していると伝えた。
同紙によると、米政府当局者は、米主導の制裁の効果でウクライナ侵攻を維持するロシアの能力が低下し始めたとの見方を示しているという。
この報道について米当局者はメールで取材に対し、正確と認め、購入は「ウクライナの戦場で使用するため」と指摘。ロシア軍が「輸出規制や制裁の影響もあり、ウクライナで深刻な供給不足に見舞われている」ことを示していると言及した。
同当局者はまた、「ロシアが今後、北朝鮮の軍装備品の追加購入を図る可能性があるとわれわれは予想している」と付け加えた。