エリザベス英女王の葬儀、本人のリクエストも反映=王室

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エリザベス英女王の葬儀、本人のリクエストも反映=王室

エリザベス英女王の葬儀、本人のリクエストも反映=王室

エリザベス女王の国葬は19日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われる。イギリスで催される式典としては、第2次世界大戦以降で最大規模となるとみられている。

王室が明らかにした葬儀の式次第では、葬儀の最後にイギリス全土で2分間の黙とうがささげられる。

演奏される楽曲や聖書の朗読箇所の選定などでは、女王本人のリクエストが反映される見込み。王室関係者によると、女王は自分の死にまつわるすべての行程に目を通していたという。

国葬は午前11時に始まる。すでにアメリカのジョー・バイデン大統領をはじめ、各国の元首や首脳らが参列を表明している。

また、女王誕生日の叙勲で勲章を授かった200人ほども、参加が予定されている。この中には、新型コロナウイルスのパンデミック中に活躍した医療従事者なども含まれる。

代々イギリス王室の葬儀を取り仕切っているノーフォーク公爵は、自分の役割を「粛々と受け止めているが、怖くもある」と語った。

一方で、ここ数日の服喪と憲法に基づく手続きの厳粛さは、「世界の羨望(せんぼう)の的」だと述べた。

その上で、19日の葬儀は「世界中の人々をひとつにし、あらゆる信仰の人々が共感する」ものになるだろうと話した。

■葬儀当日の流れ

19日の葬儀は、女王の棺を現在公開安置されているウェストミンスター宮殿からウェストミンスター寺院に運ぶ葬列で始まる。

女王の棺は海軍の砲車に載せられ、ウェストミンスター宮殿から同寺院へ運ばれる。海軍の砲車が使われるのは、1979年にフィリップ殿下の叔父、マウントバッテン卿の葬儀以来となる。その時は海軍兵142人が、砲車を引いた。

棺の後ろには、新国王チャールズ3世をはじめとする主な王室の関係者が徒歩で付き添う。

葬儀の最後には、軍葬ラッパが吹かれた後、2分間の黙とうがささげられる。そして、女王専属のバグパイプ奏者による哀悼曲で締めくくられる予定だ。

葬儀の後、女王の棺は徒歩の葬列に伴われ、ウェストミンスター寺院から市内のハイド・パーク・コーナーにあるウェリントン・アーチへ向かう。ここでは、王立カナダ騎馬警察(RCMP)と国民保健サービス(NHS)の職員が棺を先導する。棺はウェリントンアーチから葬儀車に載せられ、ロンドン近郊のウィンザーへ向かう。

ウィンザー城内の聖ジョージ聖堂では午後4時、王族や女王専属の王室職員などによる、埋葬式が行われる。その後、女王の棺は王家の納棺堂に納められる。ここではカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー氏が祈りをささげ、女王専属のバグパイプ奏者が再び、哀悼曲を奏でるという。

なお、棺の上に乗せられている王冠は、納棺の際に引き取られ、ロンドン塔に戻される。

午後7時半からは、女王の近親者のみが参列する礼拝が行われる。

女王の棺が納められる納棺堂には、昨年4月に亡くなった夫のフィリップ殿下の棺も納められている。

ロンドンのヒースロー空港は、ウェストミンスター寺院での葬儀中にロンドン上空を飛行機が通過しないよう、午前11時40分から30分間、全ての発着を停止する予定。また、ウィンザーでの礼拝の時間にも発着が調整されるという。

(英語記事 Queen’s personal touches in plans for funeral day)

(c) BBC News

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