フランス・パリの地下鉄の駅名が1日だけ「エリザベス2世駅」となった
(CNN) フランス・パリで19日、英国のエリザベス女王の国葬に合わせ、シャンゼリゼ通りにある地下鉄駅の名前が1日限定で「エリザベス2世」に変更された。
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パリ交通公団(RATP)が同日、ツイッター上で発表したところによると、エリザベス女王に敬意を表するため、かつて女王の祖父ジョージ5世にちなんで名付けられたメトロ1号線の「ジョルジュサンク(ジョージ5世)」駅に、この日だけ「エリザベス2世」のプレートが掲げられた。
乗客の混乱を避けるため、駅にある2つのプレートのうち1つだけを取り換えたという。
同国からはマクロン大統領が国葬に参列した。仏大統領府は訃報(ふほう)を受けて数時間のうちに声明で弔意を示し、女王は仏国民にとって特別な存在だったと強調。「女王はフランスを愛し、フランスも女王を愛した」と述べた。
エリザベス女王は仏大統領府を訪れた外国の元首として、過去最多の回数を誇っていた。1958年に第5共和制が成立してから大統領になった8人全員と面会した。訪問中に何度か、流暢(りゅうちょう)なフランス語でスピーチしていた。