22日、ウクライナ東部ドネツク州の「住民投票」投票所で横断幕を掲げる地元の「選挙管理委員会」関係者(ロイター=共同)
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は22日の動画声明で、ロシアのプーチン大統領が出した部分動員令について、反転攻勢に転じたウクライナ軍の強さに「ロシア正規軍が耐えきれず崩壊したことを認めたものだ」とし、全土奪還に向け戦い続ける方針は不変だと宣言した。
また、ロシア国民に向けてロシア語で呼びかけ「動員令が出る前から30万人の徴兵令状が印刷され、署名されていた」と主張。ロシア各地で動員への抗議デモが起きたことに触れ「男性にとっては生きるか死ぬか、女性にとっては夫や息子、孫を失うか、それとも死から救うかの選択だ」と述べ、抗議参加を促した。