リトアニア外相、動員から逃げ出すロシア人は祖国でプーチンと戦え

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ドイツを除く欧州人はウクライナ侵攻に反対しなかった人々を助けるほど「お人好し」ではなく、リトアニアのランズベルギス外相は「責任逃れが目的の亡命者を容認しない。ロシア人は祖国に留まってプーチンと戦うべきだ」と主張した。

特別軍事作戦を支持してきたロシア人は逃げるのではなく「戦争を止める努力」に注力したほうが良さそうな雰囲気だ

ポーランド、エストニア、ラトビア、リトアニアはEUビザ所有のロシア人入国を禁止済みで、プーチン大統領の発表した動員令から陸路で逃げるためにはフィンランド、ジョージア、カザフスタンなど向かうしかないのだが、フィンランドはロシア人に発給する観光ビザを大幅に制限、カザフスタンも兵役を逃れるための亡命申請は認めない方針で、ジョージアでも「ロシア人へのビザ発給を規制すべきだ」という声がが上がっている。

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ただドイツだけは動員から逃げるロシア人について「良い兆候だ」と判断、良心的理由で兵役を拒否するロシア人の受け入れを「EU全体で取り組むべきだ」と訴えているが、リトアニアは「これまでプーチンやウクライナ侵攻を支持しておいて、いざ戦争が身近に迫ると逃げ出すロシア人を助けるべきではない」と全力で反対しているのが興味深い。

リトアニアのシモニーテ首相は「侵攻は2月24日に始まったのでロシア人はこの戦争について十分考える時間があったはずだ。ソファに座りテレビを通じて戦争を見ているときは大丈夫だと考え、戦争が身近に迫ると国外に逃げ出そうとするロシア人を人道的な理由では受け入れてはいけない。他の国もロシア人を動員から助けるべきではない」と、ランズベルギス外相も「我々は責任逃れが目的の亡命者を容認しない。ロシア人は祖国に留まってプーチンと戦うべきだ」と主張。

リトアニア外相、動員から逃げ出すロシア人は祖国でプーチンと戦え

出典:Kmu.gov.ua/CC BY 4.0 侵攻直前にウクライナを訪問したシモニーテ首相

元外相で現在は特別大使の地位にあるリンケヴィチウス氏も「動員発表前までロシア人の多くがプーチンやウクライナ侵攻を支持してきたことを知っている。自身に不利益をもたらすのを避けるため逃げ出そうとしている人々の根本は何も変わっていない。このようなロシア人を欧州全体が受け受け入れれば深刻な安全保障問題を引き起こすだろう」と述べている。

確かに動員から逃れようとする人々を受け入れれば「脱出者の数」は増えるかもしれないが、現在逃げ出しているロシア人の大半は大都市に住んむ人々=ある程度裕福で情報にも接することが出来る人々で、動員の多くが貧しい辺境の地で行われていることを考えると動員計画に与える影響は小さいかもしれない。

リトアニア外相、動員から逃げ出すロシア人は祖国でプーチンと戦え

出典:Telegram 動員されるロシア人

逆にリトアニアが主張するようにロシア人の受け入れを拒否すれば、行き場を無くした人々が動員を回避するため国内で立ち上がるかもしれないが、行き場を無くした人々が「戦争に勝つしか無い」と考えて動員に応じる可能性もある。

何が正解かは謎だが「特別軍事作戦に参加するのは契約軍人だけ」「この戦争は国外の話で国内に住む自分達には関係ない」と高を括り、特別軍事作戦を支持してきたロシア人は逃げるのではなく「戦争を止める努力」に注力したほうが良さそうな雰囲気で、ドイツを除く欧州人は行動せず逃げるだけの人々を助けるほど「お人好し」ではない。

リトアニア外相、動員から逃げ出すロシア人は祖国でプーチンと戦え

vsmbXXXXXXX@XXXX.XXX.ne.jpさんが書き込んだコメントの一例

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プーチン大統領の動員発表を受け、ロシアでは国外脱出と抗議運動が本格化

 

※アイキャッチ画像の出典:Sotiri Dimpinoudis

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