ロシア軍は農村部で根こそぎ動員か、男性全員が連れて行かれた村も

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ノーヴァヤ・ガゼータ・ヨーロッパ紙は25日、21日に始まった部分的動員によって「ケメロヴォ州のチュメネヴォ村に住む男性全員が軍隊に連れて行かれた」と報じており、近隣の村でもほぼ同じ状況らしい。

ロシア軍は動員された兵士を「大砲の餌」としか見ておらず、ヴォルゴグラード州で動員された人々は間もなくウクライナに向けて移動か

プーチン大統領が21日に発表した部分的動員の対象は予備役のみで、優先的に招集される予備役の条件は「戦闘経験」か「軍が必要としている技術」をもつ者だが、逆に特定の防衛産業で働く者、健康上の理由で任務に耐えられない者、家族や障がい者の介護を行っている者、16歳未満の子供が4人以上いる者、徴兵登録が抹消されている者、国外に居住して徴兵登録されていない者、連邦議員、金融関係者、メディア・IT関係、高等教育を受けている者などは招集の対象外だ。

つまりケメロヴォ州のチュメネヴォ村(人口420人)に住む男性全員が軍隊に連れて行かれたという話は「動員対象の57人が全員招集された」という意味で、ノーヴァヤ・ガゼータ・ヨーロッパ紙は「状況は近隣の村でもほぼ同じ」とも指摘しているが、モスクワ(1万6,000人)やサンクトペテルブル(3,200人)といった主要都市では招集される人数が制限されている。

ブリヤート共和国でも動員対象外の父親を70人を招集、クラスノダール地方のキスリャコフカ村(人口300人)でも「話がある」という理由だけで40歳以上の22人が職場から連れ去られ、ジョージアのアブハジアと南オセチアでも数千人規模の強制動員を実施する可能性が浮上しており、メディアの影響も少なく、動員に反対する者も少なく、特別軍事作戦への支持も高い農村部で「根こそぎ動員対象者を招集していく」という話は本当なのだろう。

ロシア軍は農村部で根こそぎ動員か、男性全員が連れて行かれた村も

出典:Mil.ru/CC BY 4.0

因みにヴォルゴグラード州で動員された人々は第20独立親衛自動車化狙撃旅団の基地に配備され「まもなくウクライナに向けて移動を開始する」という報告があり、ロシア軍は動員された兵士を「大砲の餌」としか見ていない。

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※アイキャッチ画像の出典:Mil.ru/CC BY 4.0

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