ブリンケン米国務長官は27日、ロシアと欧州を結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」で発見されたガス漏れについて、攻撃や破壊工作による可能性があるという報道を米政府は確認していないとした上で、仮に破壊工作であれば、誰の利益にもならないと述べた。代表撮影(2022年 ロイター)
[ワシントン 27日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は27日、ロシアと欧州を結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」で発見されたガス漏れについて、攻撃や破壊工作による可能性があるという報道を米政府は確認していないとした上で、仮に破壊工作であれば、誰の利益にもならないと述べた。
さらに、ノルドストリームのガス漏れが欧州のエネルギーレジリエンス(強靭性・回復力)に著しい影響を与えることはないという認識を示した。
米国家安全保障会議(NSC)の報道官は、米政府にはガス漏れ原因の調査に当たっている欧州のパートナーに支援を提供する用意があると明らかにした。