認可業者だけでこの暴落ぶり。
韓国、国内外為市場の対外開放延期 ウォン安で
9/30(金) 15:12配信 ロイター
[ソウル 30日 ロイター] – 韓国政府は国内外国為替市場の対外開放を延期することを決めた。ウォンが約13年半ぶりの安値に下落していることが背景。
企画財政省の当局者が30日、ロイターに明らかにした。
同当局者は「外為当局は青写真を用意しているが、今は市場の状況に注目が集まっている。このため、今は(市場参加者と)協議する最適な時期ではないかもしれない」と述べた。延期は政策の方向性が変わったことを意味しないという。新たな日程は明らかにしなかった。
韓国政府はドル/ウォンのスポット市場の取引時間を現地時間午前9時から翌日午前2時までの17時間に延長し、海外を拠点とするディーラーに取引参加を認める準備を進めてきた。今四半期に詳細な計画を公表する予定だった。
現在の国内外為市場の取引時間は午前9時から午後3時半まで。国内で認可を受けた金融機関のみが取引に参加できる。
ウォンは今年、対ドルで17%下落。アジア新興国通貨で最大の下げを記録している。
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黒井確かに市場開放で多くの外資が参入することになるから、ウォンを売り叩くスピードはさらに速まるかもしれない。かと言って市場開放の予定が決まっていたのを延期するなら、それだけ為替当局に余裕がないことのサインと捉えられてしまうだろう。ことごとく墓穴を掘るのが韓国だ。
黒井アジア新興国通貨でも最大の下げというのは、韓国としては不本意な現実と言える。通貨の国際化は自己顕示欲が強い韓国にとっては悲願だったはずだ。そこまで通貨暴落が嫌なら、ウォンドルの取引自体を禁止してしまえばいいという意見があった。そしてジンバブエ状態に突入するのだろうか。