NATOと中国がウクライナ問題で論戦、中国は世界平和の建設者と発言して会場の笑いを誘う

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北極評議会でNATO軍事委員長と駐アイルランド・中国大使が「ウクライナ侵攻問題」で論戦、最終的に大使が「中国は世界平和の建設者だ」と述べて会場の笑いを誘った。

世界は戦争に発展した根本的な原因=クリミアに対するロシア主権を理解すべきと主張した中国

北極評議会は北極圏に領土もつ8ヶ国(米国、カナダ、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、ロシア)で構成され、ロシアが議長国(任期2年/2023年)が務めているもののウクライナ侵攻の影響で他の7ヶ国が「会合出席への拒否(ロシアが議長国を務める期間)」を表明、ロシア抜きの北極評議会がレイキャビクで14日に開幕したもののオブザーバーで参加した中国が「ロシアを無視した会合の開催」に異議を唱えた。

NATOと中国がウクライナ問題で論戦、中国は世界平和の建設者と発言して会場の笑いを誘う

出典:pixabay

北極評議会には参加国の脱退手続きがなく、議長国としての役割を次回議長国のノルウェーが引き継ぐには「8ヶ国の合意」が必要で、中国のフェン北極担当特使は「このままでは法的に問題がある。もしロシア抜きの7ヶ国で北極評議会を続けるなら完全に別の組織であり、この枠組は中国からの支持を得られないだろう」と述べてロシア抜きで進められる北極評議会を牽制。

さらに北極評議会に出席したバウアーNATO軍事委員長が「中国は我々と価値観を共有しておらずルールに基づく国際秩序を損なっている」と発言すると、駐アイルランド・中国大使が「提督の発言は傲慢だ」と反論、これに「貴方達は主権との原則と国際的に認められた国境の重要性を強調しているので1つ質問ある、なぜ中国はロシアのウクライナ侵攻はなぜ非難しないか?」と質問、大使は「ウクライナ危機に対する我が国の見解には歴史的な視点が含まれており、世界は問題の根本的な原因を理解する必要がある」と述べた。

NATOと中国がウクライナ問題で論戦、中国は世界平和の建設者と発言して会場の笑いを誘う

出典:Kremlin.ru/CC BY 4.0

つまり「フルシチョフが勝手にクリミアをウクライナに与えてしまったのが間違いで歴史的にクリミアはロシア領だ」というプーチン大統領の主張を是正、世界は戦争に発展した根本的な原因=クリミアに対するロシア主権を理解すべきだという意味で、この発言に「中国は世界平和の建設者だ」と付け加えて会場の笑いを誘ったと報じられている。

プーチン大統領、ロシアの解体を企む者との戦いは我々にとって宿命

 

※アイキャッチ画像の出典:NATO Arctic Circle

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