ロシア軍、戦力再建「2~4年」 侵攻でミサイル枯渇 エストニア国防相


ロシア軍、戦力再建「2~4年」 侵攻でミサイル枯渇 エストニア国防相

ウクライナ北東部バラクレヤで、敗走したロシア軍の車両の残骸=9月10日(AFP時事)

 訪問先のワシントンで記者団に語った。

 ペフクル氏は、ロシア軍のミサイル在庫が枯渇し、地対空ミサイル「S300」を通常のミサイルとして用いていると報告を受けたと説明。ロシア軍の使う砲弾が老朽化し、着弾前の空中で爆発するケースもあるという。

 また、西側諸国の制裁でロシアが重要部品を調達できなくなり、とりわけ航空機製造やヘリコプターの整備・補修が打撃を受けていると指摘。「制裁でロシアに影響を及ぼす新たな方策が見つかれば、それを実行する必要がある」と述べ、ロシアに圧力をかけ続けるべきだと訴えた。

 一方、ロシアが通常兵器による攻撃で既に「ウクライナに恐怖を与えている」と分析。核兵器使用に踏み切ることはないとの見方を示した。 



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